基本のクレンジング

 

正しいクレンジング

 

 

 

 

 

 

毎日、メイクを落とすのに欠かせないクレンジングですが

クレンジング方法を間違えると肌に負担をかけ、肌悩みを引き起こしてしまう可能性もあります。

クレンジングスキンケアの中でも一番大事なのがクレンジングの落とすです。

メイク汚れがきちんと落としきれてないと、ニキビ•毛穴の黒ずみが目立ってしまい、スキンケアの効果も台無しになります。

肌トラブルに悩んでいる方はまずは自分に合ったクレンジングを見つけ変えることで肌荒れが改善され美肌への近道にもなります。

 

基本的な正しいクレンジング方法•タイプ別クレンジング方法について紹介するので是非参考にしてみてください。

基本的な正しいクレンジング方法

まずは、どのクレンジングを使うときも気をつけたい1番最初の工程クレンジング方法のポイントについてお伝えしていきます。

クレンジングポイント

 

①メイクを落とす前に手を洗い清潔にし、水分を拭き取る。

クレンジング前にきちんと手を洗い、清潔にしましょう。

初歩的なことですが忘れている方も多いです。

手が汚れたままだと、クレンジングのメイクを落とす作用が発揮されない場合があります。

また、雑菌が手についたまま顔に触れてしまうと、肌悩みにつながる可能性もあります。

まずはハンドソープでしっかりと手を洗い、クレンジング準備をするようにしましょう。

濡れていても使えるクレンジング料もありますが、水に濡れた状態で使用するとクレンジング力下がる場合があるので、できるだけ乾いた状態で使うことをおすすめします。

 

②ポイントメイクは先に落とす

ベースメイクとポイントメイクを一度ですべて落とそうとすると、メイクを無理に落とそうとするため力が入ってしまい肌への負担がかかります。

摩擦が起こりやすくなり、その摩擦が色素沈着•目元のたるみを引き起こしまつ毛が抜けやすくなることもあります。

基本的には目元•口元のポイントメイクは専用リムーバーを使って先に落とすことをおすすめします。

③クレンジングの使用量を守る

クレンジングの使用量が少ないときちんとメイクが落ちなかったり、なじませる際に摩擦が生じて肌への負担となったりします

クレンジングはケチらず、なじませる時にお肌がこすれている感じがしたらクレンジング料を多めにとりましょう。

クレンジング料丁寧に馴染ませることでメイクをしっかり落とすことができます。

クレンジングが長いと負担がかかるためクレンジングの目安は1分です。

④適量を手に取りTゾーンになじませる

おでこ•鼻といったTゾーンは、顔全体の中でも皮脂の分泌量が多い部分です。

毛穴の詰まりや黒ずみが起こりやすいため、最初にクレンジング剤をのせて対処しましょう。

クレンジング剤をのせたら、指の腹などを使ってメイクを馴染ませていきます。強く擦ると摩擦が起こり肌にダメージを与えてしまうため、優しく丁寧になじませることが大切です。

Tゾーン→鼻→頬→目や口周りは最後に洗う。

目や口周りはデリケートなため、やさしく丁寧にクレンジングを馴染ませるようにしましょう。

⑤ぬるま湯ですすぐ(30〜32度

クレンジングをすすぐ際にお湯が熱すぎると肌に必要な水分•油分まで落としてしまい乾燥を招く原因となりやすいです。

毛穴から余分な皮脂などが浮き出す温度は、大体30度〜32度くらいだと言われています。

こめかみ•生え際•フェイスラインなどにすすぎ残しがないようにしっかりとすすぐようにしましょう。

⑥清潔なタオルまたはフェイスタオルで優しく水気を取る

ゴシゴシとこするようにタオルで拭くと、摩擦によって肌に負担をかけてしまいます。

清潔なタオルまたはフェイスタオルを優しく肌に当て、ゴシゴシせずに優しく水気を取るようにしましょう。

 

クレンジングの種類

クレンジングは、オイルタイプ•クリームタイプなど種類が10種類くらいあり豊富です。

クレンジングの種類全10種類と特徴について説明します。

ポイントメイクリムーバー

クレンジングの中でも、ポイントメイクリムーバーは。ウォータープルーフのアイメイク•ティントタイプの口紅など

特に落ちにくいメイクに対して部分的に使うものなので、洗浄力がとても高いです。

基本的にはコットンを使います。

メリット

濃いアイシャドウ•ティントタイプの口紅などが落としやすい

普段からウォータープルーフのアイメイクをする人におすすめです。

メリット

部分的にしか使えない

目元や口元は皮膚が薄く、ダメージを受けやすく摩擦を与えると色素沈着し肌をくすんで見えたりもします。そのためポイントメイクリムーバーを使うことをおすすめします。

ポイントリムーバーは濃いポイントメイクを落とすとき専用のクレンジング剤なので、ファンデーションを落とそうとして全体に使用したり、コットンを肌の上でゴシゴシと往復させるのもNGです。

 

 

クレンジングオイル

 

クレンジングオイルだけでも種類に分けると4つあります。

ミネラルクレンジングオイル(炭化水素油)

原料→石油•石炭

メリット

洗浄力が高い•濃いメイクする人、しっかりメイク落としたい方おすすめ

濃いメイクをスルッと落とせる洗浄力があり、毛穴の角栓汚れもしっかり落とせます。

デメリット

保湿力は弱いため使用後の保湿は念入りにしましょう。

エステル系クレンジングオイル

ミネラルオイル(炭化水素油)の次に洗浄力が強い

主成分→高級脂肪酸•高級アルコールの合成した『合成エステル油』

なめらかな肌触りで強い洗浄力を持ち、ダブル洗顔不要のクレンジングオイルに多く使用されています。

メリット

•洗浄力は高いものの、ミネラルオイルよりはマイルドな印象です。

デメリット

乾燥しやすいため、使用後はしっかり保湿をしましょう。

 

動植物から取れる油脂でできたクレンジングオイル

(植物から採取した油脂を主成分)

テクスチャー→ベタつきにくい

メリット

ミネラルクレンジングオイル(炭化水素油)•エステル系クレンジングオイルと

比較して、肌への刺激が強くなく、肌荒れや乾燥しにくい

人間の皮脂に構造が近いため、肌に塗ると馴染んで潤いを守ることができる

メイク汚れはしっかり落としながら乾燥はしにくい優秀なオイルです。

まつ毛エクステの人でも安心して使うことができます。

100%天然オイル

メリット

完全無添加なので、アレルギー食材を除き、安心して使用できる

•肌の油分を過剰に取り去ることなく安心

オリーブ油•ココナッツ•マカダミアナッツ•ホホバ種子油などさまざまなオイルがあり、どの植物を使うかで効果も変わります。

デメリット

•使えるシーンが限られます。

(日常生活におけるメイク程度であれば問題なく落とせます)

•脂性肌の方は人によっては合わない

価格が高め

クレンジングオイルは乳化させることがポイントです。

手に残っているオイルに水を数滴混ぜ、白く濁らせます

乳化をすることで、すすぎの際にゴシゴシと力を入れなくても楽に落とすことができます。

オイルクレンジングは油分を全体の70%以上が油でできています。

オイルクレンジングのメリットは洗浄力です。

摩擦しすぎずメイクを落とせます。

普段からメイクが濃いめの人•角質の汚れが気になる人にもおすすめです。

デメリットは肌に必要な皮脂や保湿成分も奪ってしまう場合もあります。

乾燥しやすいのがデメリットです。

クレンジング後の保湿をしっかり行いケアしましょう。

 

リキッドクレンジング

リキッドクレンジングは主に水でできているタイプのクレンジングです。

別名『水クレンジング』

テクスチャー→サラサラとした液状

メリット

メイク落ちが良いので、ベースメイクが濃いしっかりメイクにも使いやすい

まつ毛エクステの接着剤は油分に弱いため、まつ毛エクステをつけている方にはオイルフリーのタイプの

リキッドクレンジングがおすすめです。

濡れた手でも使えるタイプです。

デメリット

洗浄力が高いため、乾燥肌•敏感肌の方は注意が必要です。

濡れた手でも使えるタイプが多いのが特徴ですが、できる限り乾いた手でクレンジングをすることをおすすめします。

水クレンジング(クレンジングウォーター)

 

水クレンジングも水分をベースに作られています。

テクスチャー→水のようなテクスチャー

使用する際コットンに馴染ませてからメイクを落とします。

メリット

洗いすぎによる乾燥を防ぎたい人

基本的にクレンジング後の洗い流しが不要(時間短縮したい人)

まつ毛エクステにも使えます。

デメリット

コットンに馴染ませて拭き取るようにして使うため摩擦が多くなる。

小鼻など、細かいところのメイクが落としずらい

クレンジングの時間を短縮したい人•脂性肌の人におすすめです。

クレンジングジェル

クレンジングジェルは2種類あります。

クレンジングジェルは水性タイプと油性タイプの2種類に分けられ、さらにその中でも水性タイプは

オイルフリー•オイルが入っているものに分けられます。

テクスチャー→ジェル特有のとろっとしたテクスチャー

オイルフリー水性ジェル

まつ毛エクステ•ナチュラルメイクの方おすすめ

オイルイン水性ジェル

オイルインの水性ジェルは汚れを落とすことができる界面活性剤•油分も少量含まれているため、洗浄力と洗い上がりのバランスが良く、日常使いにも適しています。

メイク落ちが良いので、しっかりメイクの方おすすめ

油性ジェル

メイク落ちが良いので、しっかりメイクの方おすすめ

メリット

厚みをもたせてくれるので摩擦による肌への刺激を抑えれる

肌への負担も少ない

デメリット

メイクとなじむのに時間がかかる

クレンジングジェルは乾いた手に取り、手のひらで温めてから肌に

馴染ませるのがポイントです。

 

クレンジングバーム

 

テクスチャー→バターのようなとろみのあるテクスチャー

オイルよりも摩擦を抑え、手の体温で溶かしてオイル状に変化させて使用する

メリット

洗浄力が高い

しっかりメイクを落としたい人

毛穴の角栓•ザラつきの元になるメイク汚れ、余分な皮脂も落とせる。

乾燥肌の人、敏感肌の人、肌ダメージが気になる人にもおすすめ

デメリット

容器の構造上、雑菌が増えやすい

容器の構造上空気に触れる面が多いため、雑菌などの繁殖を防ぐためにも早めに使い切る、付属のスパチュラ(ヘラ)でバームを取るようにしましょう。

 

クレンジングミルク

クレンジングミルクは他のクレンジングと比較すると、オイル成分の配合が少ない

そのため、洗浄力は低い

クレンジングの中でも最も肌への負担が少ないです。

テクスチャー→乳液のようなテクスチャー

メリット

肌の負担が少ない

水溶性の保湿成分を配合しやすいため、しっとりとした洗い上がり

保湿力高いため保湿重視したい方

ナチュラルメイクの人

乾燥肌•敏感肌の人でも安心して使える

デメリット

洗浄力は低いのでしっかりメイクは落としづらい

脂性肌•しっかりメイクの方には向いていない

クレンジングクリーム

クレンジングクリームはクリームがメイクを落とす時にクッションのような役割を果たし、

肌の摩擦を減らしてくれます。

必要以上に皮脂を落としすぎることがなく、どんな肌質の人でも使いやすいクレンジングです。

油分成分が界面活性剤とともにメイクを浮かせ、同時に高い保湿力を発揮します。

メリット

どんな肌質でも使いやすい

乾燥肌の人•エイジングケアをしたい人

保湿力が高い

肌への負担が少ない

デメリット

洗浄力が低い

炭酸(泡)クレンジング

 

炭酸クレンジングは炭酸の細かい泡がメイク•毛穴汚れに吸着して肌をスッキリさせてくれます。

水と反応すると弱酸性になります。

メリット

擦らずに泡の力でメイクが落とせる。

血行促進効果でハリ感とツヤ感もアップ。

デメリット

値段が比較的に普通のクレンジングよりも高め

炭酸に含まれる二酸化炭素には、皮脂汚れを浮かび上がらせてたんぱく質を吸着する性質があるので、角質•毛穴に溜まった汚れを擦らずに落とせます。

クレンジングシート

 

クレンジングシートはシート状であることからどうしても摩擦がかかりやすく

肌に負担がかかりやすいです。

できるだけ旅行時•緊急時などの時のみの使用してください。

肌への負担が多いためシミ•シワの原因になってしまうので注意が必要です。

メリット

水を使わずメイクが落とせる

緊急時に使いやすい

デメリット

肌への刺激が強く日常使いはおすすめできない

 

 

最後に

 

クレンジングについて詳しく書きました。

クレンジングといっても10種類くらいあるので項目別で分けたので気になるところはチェックしてみてください。

それぞれにメリット•デメリットもあるので肌質別に使い分けるのもおすすめです。

クレンジングの役割は落とすことです。

メイクの主な成分は油性であり、ほこりなど水溶性の汚れを落とすための洗顔では落とせません。

クレンジングには界面活性剤というメイクの油分と水をなじませるための成分が配合されており、

その成分によってメイクを落とすことができます。

キメの整った肌を目指すためにはクレンジングは重要なステップです。

正しいクレンジングのポイントからしっかり取り組んで美肌を目指しましょう🌼