美肌と食品添加物
食品添加物が実際身体に良くないとわっかってはいるけれど実際何に悪いのか、どうしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
食品添加物が入っているものを多く摂取してしまうと様々なトラブルを招いてしまいます。
現代の生活では多くの添加物が使用され、身体や肌に悪影響を与えることがあります。
添加物はもともと人間の体内には存在しない物質です。
食品添加物と肌トラブルの関連性は、アレルギー反応によく見られます。特定の保存料や着色料に敏感な人は、皮膚の発疹•かゆみ・赤みといった反応を示すことがあります。
この症状は、直接的なアレルギー反応または食品添加物が引き起こす体内の炎症反応によるものです。
食品添加物の詳しい説明をしていき、日常で少しづつでも食品添加物を取り除いて美肌への近道になればと思います。
食品添加物とは
保存料•甘味料•着色料•香料など食品の製造工程、食品の加工、保存の目的で使用されているものです。
食品の色をきれいにして美味しそうに見せる着色料
食品を日持ちさせるための保存料
保存料•防腐剤も肌への影響を与える可能性があります。
体内での過剰な反応を引き起こし、炎症や肌荒れの原因となることがあります。
特にナトリウム過多は肌の乾燥•老化を早める可能性があります。
低カロリーで甘味をつけることができる人工甘味料などがある
加工食品•ジャンクフードにも食品添加物が沢山含まれています。
添加物の種類
亜硝酸ナトリウム
(亜硝酸Na) 『発色剤』 |
肉や魚のアミンとして反応して発がん性物質に変化。
(使用例)ウインナー•ハム•たらこ•明太子など |
甘味料(アスパルテーム)
『ダイエット甘味料』 |
動物実験で白血病•リンパ腫など安全性に疑問あり。発がん性•脳腫瘍•肝機能•肝機能障害•免疫に悪影響
(使用例)低カロリー飲料•ゼリー•チューイングガム•チョコレートなど |
安息香酸ナトリウム(安息香酸Na)
『防腐剤•防カビ剤』 |
ビタミンCと反応して発がん性物質ベルゼンを生成。
(使用例)栄養ドリンク•炭酸飲料) |
カラメル色素
『着色料』 |
カラメルⅠからカラメルⅣまで4種類あり、製造方法により危険性が異なる表示では区別がつかない。
(使用例)ソース•菓子•飲料 |
加工デンプン
『増粘剤•安定剤•乳化剤』 |
11種類中2種類がEUで乳幼児向け食品に使用を禁止。安全情報の不足が理由。
(使用例)スナック菓子•ドレッシング•生菓子など |
酵素
『触媒』 |
酸素の一部に発がん性の過酸化水素を発生させるものあり。
(使用例)和菓子など |
コチニール色素
『着色料(赤)』 |
原料のエンジ虫由来のたんぱく質がアレルギー症状の原因に。
(使用例)漬物類•蒲鉾類•赤く着色されたお菓子など |
タール系色素(赤色104•黄色4など)
『着色料』 |
EUでは6種のタール系色素を大手メーカーが自社製品から除去(英国食品基準庁が子供の注意欠陥•多動性障害との関連が疑われるとメーカーに自主規制を勧告)
(使用例) 漬物類•蒲鉾類•着色されたお菓子など |
グリシン
『日持ち向上剤』
|
食塩の過剰摂取につながる。
(使用例) 弁当•サンドイッチ•おにぎりなど |
ナイシン
『保存料』 |
安全性データが少ない。
(使用例) チーズ•ソース•ドレッシングなど |
防かび剤(OPP•TBZ•イマザリルなど)
『防カビ剤』 |
いずれも農薬
(使用例)輸入かんきつ類 |
リン酸塩•重合リン酸塩(リン酸Na•ポリリン酸Na•メタリン酸Naなど)
『結着剤•乳化剤•食感向上』 |
腎臓機能低下の誘発、腎石灰症の発症率が高まるなどの報告がある。
(使用例)練製品•加工肉類•生菓子類など |
よく見る添加物
①調味料(アミノ酸等)|アミノ酸等と記載されているものは化学調味料のことです。
食塩の約3倍にあたる食塩量です。
そんなに日頃塩分注意しているのにと思っていても知らないうちに塩分の過剰摂取になんてこともあります。
②甘味料
アセスルファムK|カロリー0•微糖に含まれているもので砂糖の200倍の甘さをもつ人工甘味料
人工甘味料•化学調味料の過剰摂取は、肌の状態に影響を与えることがあります。
肌の乾燥•敏感肌の原因になることがあるため、特に敏感肌の人は注意が必要です。
異性化糖|『ぶどう糖果糖液糖』『果糖ぶどう糖液糖』などの甘味料のことで、砂糖より甘味を強く感じ、味覚を鈍くする可能性があります。
スクラロース|化学物質で塩素を含み強い毒性がある
摂取しすぎると、肝臓の働きを妨げる•甲状腺の働きの衰え、卵巣収縮などの症状が出る可能性があります。
食品添加物は、体内に蓄積され続け、正常な細胞の機能サイクルを低下させます。
これをパッと見ただけでも添加物の恐ろしさがわかりますよね
食品添加物は肌荒れ•老化を招く
食品添加物は、肌あれ•老化を招く可能性があるため、美肌を手に入れるためには注意が必要です。
肌荒れの大敵『ジャンクフード』
カップラーメン・コンビニ弁当・スナック菓子•炭酸飲料などの清涼飲料
ジャンクフード=脂質•糖質•食品添加物がたくさん入っている。
高カロリーな上に、栄養価は低いです。
外食が多い人、コンビニ弁当をよく食べる人は注意が必要です。
外食でも少ないですが添加物を取り扱っていないお店もあったり、コンビニなどでも添加物が入っていない食品が置いていたりするので忙しい方でも工夫しながら食べることができます
『加工食品』は栄養バランスが偏る
加工食品=缶詰•レトルト食品•肉加工•冷凍食品・インスタント食品などの、食品に処理や加工を施したもの。
加工食品はビタミンが少なく、糖質•脂質•塩分などが多く含まれているものがあります。
ジャンクフードや加工食品には添加物が多く含まれているため、摂りすぎには注意が必要です。
肝機能が低下し、体内に毒素が蓄積されると、肌荒れや老化、女性ホルモンの乱れを引き起こすことにもつながります。
なぜお肌に悪いのかというと食品添加物は腸内環境を荒らします。
腸→栄養素を吸収してきれいな血液を作り出す
血液→肌に必要な栄養を運ぶ
お肌→毛細血管から栄養を受け取る
腸で消化されなかった老廃物がニキビ・皮脂となり出てきます
添加物は腸で消化されにくく蓄積され悪玉菌のエサとなり腸内環境を荒らします。
添加物ラベルの見分け方
食品添加物による肌への影響を避けるには、まずラベルを注意深く読み、添加物の少ない食品を選択することが大切です。
画像(例)しょうゆ
/の後ろは全部添加物になります。
現代、添加物を0を目指すのは困難ですが同じ商品でも見比べてなるべく添加物の少ないものを選びましょう。
カタカナの多いもの•長い名前のもの•知らない成分などできるだけ避けましょう。
例えば醤油を選ぶとき原材料は大豆•小麦•食塩のみのシンプルな原材料を選びましょう。添加物の入っていない調味料の選び方•おすすめなどもまた載せたいと思います。
食品添加物を減らす方法
①賞味期限が短い食品を選ぶ
加工食品の中でも保存料や防腐剤が少ないものを選ぶ
②原材料表示を見る
市販の食品を買う際、原材料表示を見る
③湯通し•水洗いする
調理前にひと手間加えることによって、身体の中に入る食品添加物の量を減らすことができます。
④免疫力が高まる食品を摂る
積極的に摂りたい食材→食物繊維•発酵食品は腸内環境を整えて免疫力を高めます。
最後に
添加物は既存炭化物(天然)|365種類•指定添加物(合成)438種類
合計803種類の添加物が日本国内で使用されています。
その中でも特に気をつけたい添加物を紹介いたしました。
添加物は、白砂糖と同じように中毒性が高いと言われています。
甘い食べ物も持続的に食べると『糖化』→身体の老化を早め、肌トラブルを起こしやすくなるため、
適度に摂取しましょう。(中でも菓子パンは成分のほとんどが糖質です。)
美肌を手に入れるには添加物はなるべく避けるようにしましょう。
美肌に限らず、健康的な生活を送る上でも非常に大切なことです。
子供の離乳食などでも添加物を摂りすぎると、味覚異常を起こしたり、腸内環境が悪化してアレルギーやがんなどのリスクが高まったりすると言われています。
また、小さな頃から食べ続けると味の濃いものを好み、偏食につながる可能性もあります。
栄養バランスの良い食生活、旬の食材を摂ることで体内の浄化を促し、美肌につながることもあるのでできるだけ意識していきましょう🌼