skin care

 

基本のスキンケアとは?

スキンケアについて詳しく説明したいと思います。

美肌を作るには、毎日正しいスキンケアを行う事が大切です。

やり方がわからず自己流だったり、誤ったスキンケアになっている方も多いです。

まずは自身の肌質を知り、正しいスキンケアをしっかりと行いましょう。

スキンケアに対して難しそう、わからない方のためにも知識と基本のスキンケアについてわかりやすくお伝えしたいと思います。

スキンケアとは身体の外側から表皮層アプローチする美容法です。

肌は表皮・真皮・皮下組織の3層から構成されております。

 

 

一般的なスキンケア化粧品は性質上、表皮角質層を潤わせたり、乾燥による小ジワなどを和らげたり、見た目の美肌作りを得意とします。

毎日のスキンケアは、いつまでも健やかで美しい肌を保つためにとても大切なことです。

スキンケアの基本STEP・肌質4つのタイプ•基礎化粧品の特徴・スキンケアが必要な理由効果について説明致します。

スキンケアのSTEP」

スキンケアとは、毎日のお手入れのことですが肌機能を正常に保ったり、肌トラブルを暖和するために行う「ケア全般」のことを示します。

毎日のスキンケア基本3つのSTEPに分けてお伝えしますね。

基本的には「落とす」「整える」「守る」の3つのステップで構成されています。

 

step
1
「落とす」

(クレンジング)

メイクや毛穴の奥に詰まった皮脂汚れ(角栓)黒ずみなど主に油性の汚れを落とします。

(洗顔)

汗やホコリ、古くなった角質など、水性の汚れを落とします。

 

step
2
「整える」

(化粧水)

化粧水などを使用し、角質層へ肌に潤いを与えたり、美容成分機能性成分を補います。

化粧水は肌にうるおいを与えることによって次の工程の美容液や乳液の浸透もよくなります。

(美容液)

美容液には肌悩みを防ぐ美容成分が含まれています。

美容液を使用する場合特定の肌悩みに働きかけて集中ケアする役割をもち、目的に合わせて「ハリ」

「弾力」「毛穴」「美白」「目元専用」など高い美容効果を発揮するものです。

step
3
「守る」

乳液やクリームを使用し、化粧水で与えた肌のうるおいが蒸発しないように油分で蓋をします。

どの肌質であっても化粧水の後は乳液やクリームなど油分を含むスキンケアアイテムで肌にうるおいを与え、スキンケアの仕上げに使って肌の蒸発を防ぐ事が大切です。

 

肌質4つのタイプ

人によって肌質は異なりますが、大きく分けると4つのタイプに分類されます。

『乾燥肌』•『敏感肌』•『脂性肌』•『混合肌』

乾燥肌

乾燥肌とは肌の水分が不足しているため、肌ツヤが失われ、化粧ノリが悪くなったり、洗顔や入浴後つっぱった感じがしたりします。

乾燥肌の症状→肌のカサつき•ごわつき•粉が吹く

乾燥肌の大きな原因は肌のバリア機能が低下している状態です。

バリア機能とは

お肌の「バリア機能」とは体を守るための皮膚の働きの一つ。

バリア機能乾燥•摩擦•紫外線•雑菌などあらゆる外部刺激からお肌を守っています。

肌荒れの原因の多くが、このバリア機能の低下

肌荒れを防ぐにはバリア機能を正常に保つことが欠かせません。

 

肌がカサついたり、スキンケアアイテムを使用したりするだけでも刺激を感じたりする方は、乾燥肌や敏感肌を引き起こしている可能性があるため、普段からしっかりと肌のケアをすることが大切です。

乾燥肌や敏感肌は肌トラブルを引き起こしやすい肌質のため、バリア機能を高める保湿ケアが重要となります。

化粧水や乳液は保湿性成分が含まれている商品を選びましょう。

セラミド•ヒアルロン酸・コラーゲンは保湿効果に期待できます。

 

敏感肌

 

敏感肌とは刺激に反応しやすいデリケートな肌状態のことをいいます。

敏感肌にも肌質や肌悩みは異なるのでピッタリのスキンケアを選ぶには自分がどの敏感肌タイプなのかを知る必要があります。

敏感肌にも③つのタイプがあります。

①乾燥肌×敏感肌 最も多く見られるタイプ

水分と油分の量が少ない肌

カサつき•かゆみ•赤みなどの皮膚トラブルが起こる

②脂性肌×敏感肌 隠れ乾燥肌ともいいます

水分と油分のバランス量が多い肌

テカリ•ニキビ•毛穴などの肌荒れが起こる

③ゆらぎ肌×敏感肌 一時的にバリア機能が低下している肌

季節や体調によって肌の調子がコロコロ変わる。

①乾燥肌×敏感肌

乾燥など外部からの刺激でバリア機能が低下し、肌に水分と油分がなくなることが原因でトラブルが起きます。悪化すると肌のうるおいやハリが失われ、カサつき•かゆみ•赤みを引き起こすこともあります。

おすすめ

着色料やアルコールがなるべく入っていない無添加で低刺激なものがおすすめです。

肌の水分保持を助ける『セラミド』などのバリア機能をサポートしてくれるようなうるおい成分が入った化粧水を選ぶことをおすすめします。

 

②脂性肌×敏感肌

乾燥しているかどうか一見わかりづらいため、隠れ乾燥肌とも呼ばれます。

角質層が乾燥する『インナードライ』状態になることが原因で、皮脂が過剰に分泌することによってテカリ•ニキビ•毛穴の目立ちなどの肌トラブルが起きやすいのが特徴です。

オイルインタイプの油分が多く含まれる化粧水を使用するのは避けましょう。

おすすめ

ビタミンC、β-グリチルレチン酸などの皮脂抑制効果のある成分がおすすめです。

油分が多いと聞くと、保湿は必要ないと思われがちですが、保湿が肌トラブルの改善には必須になります。

セラミド•ヒアルロン酸などの保湿成分が配合された化粧水を選ぶといいです。

③ゆらぎ肌×敏感肌

季節の変わり目や環境の変化、ホルモンバランスの乱れなどによって体調がコロコロ変わってしまい、一時的にバリア機能が低下しやすいタイプです。

おすすめ

通常時と肌が敏感になっている時期でスキンケアをこまめに使い分けることが大切です。

ヒアルロン酸•コラーゲンなどの成分を含む化粧水がおすすめです。

脂性肌(オイリー肌)

脂性肌(オイリー肌)は、水分の量が適度が多めで、油分が過剰な肌タイプです。

肌にうるおいと弾力はありますが、皮脂が過剰に分泌されているためベタつき•毛穴に過剰な皮脂がつまる『黒ずみ毛穴』の原因になります。

もともと皮脂が分泌しやすい部位を中心に化粧崩れしやすいことも特徴の一つです。

おすすめ

ベタつきが気になる方はさっぱりタイプの化粧水や乳液を使って保湿するケアがおすすめです。

皮脂の分泌をコントロールする成分が含まれているビタミンC•アゼライン酸•ナイアシンアミドなどの成分を配合したものをスキンケアに取り入れてみるのもおすすめです。

 

混合肌

混合肌(インナードライ)は水分が少なく油分が過剰なタイプです。

全体的もしくは部分的にカサつき、ゴワつきがあり、額から鼻先にかけてTゾーンは毛穴が目立っちベタつくものの、頬からあごにかけてのUゾーンはかさつくという、脂っぽさと乾燥が混在した状態で、肌のキメは乱れがちです。

おすすめ

化粧水は保湿力が高いアイテムを選び、乳液やクリームは乾燥が気になる部分用•ベタつく部分用で分けて使うと良いです。

混合肌は季節や環境の変化の影響を受けやすいため、肌の状態に合わせて化粧水•乳液の種類を使い分けるのもおすすめです。

ヒト型セラミド•ヒアルロン酸・コラーゲン酸•プロテオグリカン•アクアオイルなどの保湿成分

皮脂を抑制する成分ビタミンC誘導体•米エキス•大豆エキスなどが含まれていると皮脂のコントロールに役立ちます。

基礎化粧品の特徴と違い

 

クレンジング メイクや毛穴の奥に詰まった皮脂汚れ(角栓)黒ずみなど主に油性の汚れを落とします。

成分やテクスチャーのタイプで分けると10種類くらいあります。

自分に合うクレンジングを見極めることがとても大切です。

洗顔料 洗顔は、汗やホコリ、古くなった角質など、主に水性の汚れを落とします。

洗顔料は大きく分けると8種類くらいあります。

肌タイプ別によって洗顔選びもとても重要です。

 

 

化粧水 水溶性成分が主成分

角質層に水分を与えて、潤いのある滑らかな肌に整えます。

化粧水はその後に使うスキンケアアイテムの肌馴染みも良くする。

お肌をやわらかくする効果も期待。

美容液 目的別訴求成分を配合することでプラスアルファの美容効果を得る事を目的としています。

悩みに合った美容成分で肌のケアをできるのが魅力です。

テクスチャーは様々です。

乳液 化粧水とクリームの中間に位置し、肌に水分と油分をバランスよく与えられます。

化粧水の後につけることで、肌の表面に油分で膜ができ、水分の蒸発を防ぐ効果に期待。

みずみずしいタイプからしっとりタイプがあるため、肌状態で選ぶことがおすすめです。

クリーム 乳液よりも油分が多く、肌をしっかり保湿してくれるアイテムです。

肌の乾燥が気になる方はクリームを使ってみましょう。

美容液同様スペシャルケアとして使われる事が多いです。

 

スキンケアはなぜ必要❓

「スキンケアが必要な理由と効果」

スキンケアは紫外線による刺激や肌の乾燥、摩擦などから肌を守り、正常な皮膚を保つために行います。

肌の汚れを落とし保護することで、毛穴の黒ずみ・たるみ・ニキビなどの肌トラブルを防ぐ効果が期待できます。

人間の皮膚は、

「体を、細菌や紫外線などの外敵から保護する」

「体内の水分が逃げないようにする」

「体温を一定に保つ」

という生命維持のために重要な働きをしています。

皮膚の構造は、上から表皮・真皮・皮下組織3層に分類されています。

表皮はさらに、角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分けられ、最表層にある角質層がバリアとなって生命維持のための3つの働きをしています。

角質層のバリアが崩れてしまうと、刺激物が体内に侵入し、かゆみや炎症が起きたり、症状が悪化すると皮膚病になることもあります。

スキンケア角質層を健康な状態に保つことは、皮膚の病気を予防するとともに、皮膚が必要以上に老化進行して行かないようにするためにも、とても大切なことです。

つまり、日常生活の中で肌の機能、特にバリア機能を補うことで、肌にダメージを与える要因からももる事ことがスキンケアの第一目的となります。

これに加えて、肌を健やかで美しく保つために

「うるおいを補う」

「ハリを与える」

といったことも、スキンケアをする大切な目的となります。

毎日のスキンケアの基本は、

「皮膚を清潔な状態にしておくこと」

「適度な水分を補うこと」

「水分を保つために油分と保湿成分を補うこと」

外的ダメージから肌を守るために、紫外線によるダメージは、コラーゲンエラスチンの減少などを招く原因になりやすいため注意が必要です。

 

きちんとケアしているのに、肌荒れに悩んでいる方はスキンケアのやり方を間違っているのかもしれません。

毎日のスキンケアを見直す必要があります。乾燥や季節によるものだけでなく、間違ったスキンケアで肌に負担がかかり、肌荒れの原因になっている可能性もあります。

肌トラブルを防ぐためにも、その時々の肌状態に合わせて取り入れるスキンケアを見極め自分に合う物を見つけていきましょう。

最後に

 

 

スキンケアの基本についてお話しさせていただきました。

洗顔、クレンジングの種類やそれぞれのメリット・デメリット肌タイプでも変わってくるのでやり

方を間違えると肌荒れの原因になってしまうこともあります。

スキンケアページでは書ききれないのでまた項目別に記事を書いていきたいと思います。

インナーケアで内側から真皮層アプローチし、スキンケアで外側から表皮アプローチし健やか

な美しい肌を目指しましょう🌼